Y氏のレトロゲーム探訪

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2017/7/14 Fri

第1回 浜屋百貨店 屋上 プレイランド


​みなさんこんにちは!

この度、楽市楽座パーク(楽パー)で記事を連載させて頂くことになりましたY氏こと山田孝之と申します。

私Y氏は「福岡路上遺産 – Y氏は暇人(http://y-ta.net)」というブログを運営していまして、福岡を中心に各地のちょっと変わった観光スポット、レトロな雰囲気が残るスポットなどに出向いて、それをブログで紹介しています。

今回連載させて頂くことになった楽パーでは「Y氏のレトロゲーム探訪」ということで、レトロなゲームをテーマにいろいろな場所を訪問していきます。

ゲームの他に駄菓子屋や懐かしのおもちゃなども合わせて紹介したいと思いますのでぜひご覧になられて下さい!


ということで記念すべき第一回は長崎!


長崎駅から路面電車で約20分、浜町アーケード内にある浜屋百貨店にやってきました〜!

かつては百貨店の屋上には必ずと言っていいほど遊戯施設が設けられていて子供たちを楽しませていたものです。


ちなみに楽市楽座もルーツは屋上遊戯施設で、今は無き久留米のダイエーにあった店舗が始まりなんだそうですよ!
※写真は閉店直後のダイエーグルメシティJR久留米店


そんな屋上遊戯施設も時代の流れとともにどんどん消滅していったわけですが、ここ浜屋の屋上には昭和な雰囲気をそのままに残すプレイランド(この響きも昭和!)が現役で営業中なんですよ!


屋上に出るとまず出迎えてくれるのがこちらのレーシングカー。スーパーカーブームの名残が今でも!

一番右側のロボット型の乗り物もたまらないですね〜。


レーシングカーの周辺にはゆりかご系(?)のゲームが充実。


ガンダムの膝に座るという乗り方が面白いね!


もうこのエリアだけでも文化遺産という感じですが、奥にあるこのテントの中にはさらにスゴイものが。


テントの中は奥に広くなっていて、もう涙モノのレトロゲームが満載です。


いわゆる「エレメカ」と言われる10円ゲームが充実していて昭和レトロ丸出し。


これらの10円ゲームは昭和50年代に大ブームとなり、駄菓子屋やゲームセンターに大量に出回りましたが、デジタルな液晶ゲームにその座を奪われると、だんだん姿を消していったそうです。

なので、これだけの数がまとまって残っているのは異例。ここ浜屋は西日本でも有数のレトロゲームの聖地として知られています。

どんなゲームが残っているのか、詳しく見ていきましょう。


まずはこちらの「山のぼりゲーム」。

こまや製作所というメーカーが昭和56年に出した名機です。

さまざまな障害物を避けながら山頂を目指すゲームですが、このワクワク感が人気だったのかかなりの数が出回ったようで、今でも比較的よく目にする一機。

石が上から降ってくるエリアなんかは特に難しく、クリアした時にはまさに登山のような達成感を感じるゲームです。


次は何とも80年代風のファンシーな雰囲気漂う「ラブリーペンギン」。

メーカーは東洋娯楽機。

かき氷に書かれた1〜4までの数字が順番に点滅し、止まった数字分コマを進めていくスゴロクのようなゲーム。

ハートが割れているところに止まってしまうとゲームオーバーです。

機体の下部にガチャポンの玉が埋め込み式で展示されているのが射幸心を煽りますね笑


「ジャンケンマン ラッキー!」

メーカーはサンワイズ。

ジャンケンマンはシンプルで誰もが簡単に楽しめるゲームであること、小型で設置するのに場所をとらないことなどもあって大ヒットしたゲームです。

おなじみのジャンケンマンは勝つとコインが出るモデルですが、こちらは20円入れて3回中2回以上勝てば賞品がもらえるというもの。

ただ、みなさんご存知であろう、「ズコー!」の掛け声は健在でした。


イラストがなんともカワイイ「ももたろう」。

メーカーは昭和技研、昭和57年製造。

ルーレットが周り、点灯した場所の動物を横か斜めに揃えたらクリア。


ガン〇ムを彷彿とさせる「合体ロボファイブ」。

こまや製作所、昭和56年製造。

ルーレットが周り、パーツを集めていくというものですが、ルールを理解しないまま始めると何が何だかわからないうちにゲームオーバーになっているゲームです笑

これぞレトロゲームという感じのたまらない一機です。


なかなか複雑な構造の「ジャンピングラリー」。

メーカーは こまや製作所。

30円入れ、出てきた玉を5回弾いて入ったカゴに書かれた数字分コマを進めていくスゴロクのようなゲーム。

アウトに止まると手玉が残っていても容赦なくゲームオーバー。一瞬で30円が飲み込まれていくなかなか酷なゲームです笑

クリアするためには熟練した技術を要する上級者向けの一機です。


その他、SEGAが昭和46年に出した「SAPPORO」というピンボールなどもありました。


昭和47年開催の札幌オリンピックに合わせてリリースされた一台なのでしょうね。

歴史を感じますね〜。


クレーン車でお菓子を取る「ポートクレーン」、


数字を1〜20まで順番に押していく「ダイナマイトドカン」、


その他、紹介しきれないほどたくさんのレトロゲームであふれていました。



長崎浜屋の屋上プレイランド、ノスタルジックな雰囲気を味わえる空間でした。

この日もスタッフの方が機体のメンテナンスを行なっていらっしゃってとても大切にされていることが伺えました。

ずっとこのまま残し続けて貰いたいスポットですね。

【参考文献】
・日本懐かし10円ゲーム大全 岸昭仁(辰巳出版)

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Y氏のレトロゲーム探訪

福岡発の人気ブログ『福岡路上遺産 -Y氏は暇人 -』のY氏が、レトロゲームを探して各地を巡り、ちょっと変わった観光スポットをご紹介。ただ古いだけじゃなく、どこか懐かしい、レトロゲームを探しに出かけよう。